釣り場での雷に注意

更新日: 2016年3月30日

釣り場では雷による被害を受ける恐れがあります。特に夏の季節は最も雷が発生しやすい時期なので、十分に警戒する必要があります。

落雷に遭わずに済む一番確実な方法は、天気予報で雷注意報が出ているときは釣りに出かけないことです。

しかし、雷雲が発生しやすいシーズンでは釣りをしている最中に急に天候が変わることは珍しくありません。なので、釣りに出かける前や釣りの最中は天気予報の情報をこまめにチェックする必要があります。

雷が鳴りそうだと思ったらすぐに避難すること

釣り場ではニュースサイトやラジオなどで気象情報をこまめにチェックするようにしましょう。もし雷注意報が出たら、まだ雷が光ったり鳴っていなくても直ちに釣りを中止すること。また、遠くの空に黒雲など雷が来そうな兆候が少しでも見えたらすぐに釣りを中止して避難すること。この時点でまだ悠長に釣りをしている方も多いようですが、雷が光ったり鳴ったりするのが確認できてから避難するのは遅いです。

雷の聞こえる状況はとても危険です。この時点で今いる場所は雷が落ちる範囲内に入ってしまっている、つまりいつ近くに雷が落ちてもおかしくない状況だからです。なので、このときは急いで避難しなければなりません。釣り道具など一旦その場に置いて、車や建物の中などに急いで避難するぐらいの心がけが大事です。モタモタと道具を片付けたり竿を畳んでいると、その最中に落雷を受けてしまうかもしれません。

避難する場所は、鉄筋の建物、自動車、電車などの中が安全とされています。すぐ近くにそういった避難所があればよいのですが、避難する場所まで距離がある釣り場(堤防、サーフ、磯、河川敷など)では、雷から逃げ遅れないように常に天候や気象情報をチェックし注意を払うようにしてください。

雷に対する間違った知識

×雨合羽やゴム長靴を身につければ安全

ゴムは電気を通さない物、いわゆる絶縁体と知られていますが、雷の前では導体(電気を伝える物質)扱いにされてしまいます。

落雷の電圧はおよそ1~10億ボルトとされており、これだけ巨大な電圧だと絶縁体でも電気を通すようになり、ゴムであろうが金属であろうが大差がなくなるとされます(ちなみに一般家庭で使われる電圧は100~200ボルト程度)。つまり、雨合羽やゴム長靴を身につけたり腕時計やベルトの金具などを外しても、雷を防ぐ手立てにはならないというわけです。

ちなみに釣り竿に雷が落ちやすいとされるのは、通電性の良い素材(カーボンなど)のせいではなく、細くて長いからです。

釣り竿に限らず、傘など細長いものを頭上に掲げるとそこに落雷する危険があるので注意してください。

×雷が離れたところで鳴っていればまだ大丈夫

「雷が光ってから音が聞こえるまで○秒までなら大丈夫」といったような考え方があるようですが、これは間違いです。なぜなら雷の音を確認できる時点で、今いる場所はすでに雷が落ちる領域に入っているからです。雷の光と音の時間差を計って「まだ○秒もあるから大丈夫」などとのんびり構えている場合ではないということです。

雷雲は急速に発達するので、まだ頭上に雲が無くても雷が鳴るのが聞こえたら急いで安全なところまで避難してください。

×木の下に逃げる

雷を伴った雨が降っている時、雨宿りの目的で木の下に隠れるのはとても危険です。木に雷が落ちると、雷の電流がその木から近くにいる人へと伝わってしまうからです。高い木ほど落雷をうける確率が高いので、決して木の下には避難せず離れるようにしてください。

参考情報

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