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冬の釣りの服装(防寒対策)

更新日: 2017年2月26日

冬に釣りをするには重ね着が必要です。寒さをしのげる格好をするには、まず上着と中間着と肌着、そして手や足や頭の防寒に必要なもの、これらをそろえる必要があります。

上着(アウター)

上着は「防風性」「防水性」「透湿性」を備えたものを選ぶようにしましょう。

  • 防風性: 冬場の冷たい風をシャットアウトし、中に着ている服の保温性を保つ。
  • 防水性: 波しぶきや突然の雨を弾き、中に着ている服が濡れないようにする。
  • 透湿性: 体から発生する湿気を外へ逃がし、裏地の結露や汗冷えを防ぐ。

以下、冬の釣りに使える上着について。

レインウェア(雨合羽)

水を通さない素材でできているため、風も通さず防風性があります。

薄手のダウンジャケットなど保温性のある服を中間着として着て、その上にレインウェアを着れば冬の釣り場でも通用する格好になります。

レインウェアはなるべく蒸れにくいものを選びましょう。透湿素材やベンチレーションがついてるものです。

  • 透湿素材: 水は通さず水蒸気を通す素材のこと。
  • ベンチレーション: 換気機能。服の内部の空気を入れ換えるための通気口が設けられている。

透湿性がないものだと、着ているうちに段々蒸れてきて、中に着ている服が湿気って冷たくなり、体が冷える原因となります。長時間釣りをする場合・動くことが多い釣りの場合は、透湿素材のものをおすすめします。

透湿素材として有名なのが「ゴアテックス」で、登山用のアウターウェアでは定番の素材として使われています。値段は、安いもので上下セット2~3万円程度。

他にも各メーカー独自の透湿素材を用いたレインウェアが数多くあります。ゴアテックスより値段が安く実用性十分なものが手に入ります。

以下、各メーカーが開発している透湿素材の名称。

  • シマノ: ドライシールド
  • ダイワ: レインマックス
  • ノースフェイス: ハイベント
  • パタゴニア: H2NO
  • ミズノ: ベルグテックEX
  • モンベル: ドライテック、ハイドロブリーズ
  • 東レ: ブリザテック、エントラント

防寒スーツ(ウインタースーツ)

表地が防風防水性の高い素材で、中綿(なかわた)などの保温材が入ってる服。

冷たい外気をシャットアウトするうえ保温性もあるので、厳寒期の釣り(夜釣り、曇りで風が強い日など)で活躍します。それほど寒くない時期であれば、防寒スーツと肌着1枚だけで十分暖かく過ごすことができます。

防寒スーツはアウトドアや冬場の作業着・ワークウェアとして売られているものがあり、値段が安いものが多いのが魅力。ブランド名を挙げると、ワークマン、リプナー(ロゴス)あたりが手頃な価格のものが多く人気があります。

レインウェア同様、なるべく蒸れにくいものを選んだほうがいいでしょう。※釣りメーカーのゴアテックスのウインタースーツだと、3~4万円以上から。

以下、防寒スーツについての注意点。

  • 日中、日が出てて風がない状況だと暑いことがある。
  • 暖房が効いてる電車やバスの中で着るには暑すぎる。
  • レインウェアやダウンのようにコンパクトに畳めない。かさばる。
  • 蒸れると中綿が湿気ってくる。その場合、着終わったら裏返して干さないと中綿が乾かず、雑菌が繁殖して臭いが発生したりする。

中間着(ミドラー)

中間着は、まず「保温性」を備えたものを選ぶようにしましょう。そして、動き回って汗をかくことが多い場合は「通気性」「速乾性」も重視します。

  • 保温性: 体温で温められた空気を留まらせる。
  • 通気性: 運動量が多い・汗をかきやすい場合に重視。
  • 速乾性: 運動量が多い・汗をかきやすい場合に重視。

以下、冬の釣りに使える中間着について。

ダウン

ダウンウェアは空気の層が大きく保温性が高いのが特徴です。防風性のある上着を着ることによって、冬場の厳しい寒さの中でも暖かさを保つことができます。

中間着として使えるのは、ライトダウン、インナーダウンなどと呼ばれるもの。上(トップス)は、ライトダウンジャケット、ダウンベストなど。下(ボトムス)は、ダウンパンツなど。

薄手のタイプが適しています。収納袋に納めてコンパクトにできるもの、例えばユニクロのウルトラライトダウンのようなものが適しています。

あまりモコモコとしたもの、外着として着るようなタイプは中間着としては使えません。上着を着たとき窮屈になって動きにくくなったり、ダウンの中綿がつぶれて保温性が下がるからです。また、防風加工されたものは蒸れやすいので注意。

↓ユニクロのウルトラライトダウン。

↓ウルトラライトダウンの収納サイズ(リュックは容量15L)。

↓ダウンパンツ。

↓ダウンパンツの収納サイズ。

フリース

フリースは主にポリエステルを原料に起毛状に作られた素材で、保温性があり、ダウンと比べて中に着ても動きやすいのが特徴。また通気性がよくて乾きやすいため、動き回ったりして汗をかきやすい場面でも着ていることができます。

中間着として使えるのは、フリースジャケット、フリースベストなど。下は、フリースパンツなど。

防風加工されたものは蒸れやすいので注意。

↓フリースジャケット。

↓フリースパンツ。

肌着(インナー)

肌着は「吸水性」「速乾性」「保温性」を備えたものを選ぶようにしましょう。

  • 吸水性: 汗をかいたとき素早く吸収して汗冷えを防ぐ。
  • 速乾性: 素早く乾いて肌をドライに保ち、汗冷えを防ぐ。
  • 保温性: 体温で温められた空気を留まらせる。

使えるものは、冬用のアンダーウェア、インナーシャツ、インナータイツなど。

素材は化繊かウール(羊毛)。化繊は速乾性に優れます。ウールは保温性に優れ、汗冷えを起こしにくい性質をもちます。綿(コットン)は一度汗で濡れると乾きにくく、汗冷えを起こしやすいので避けるようにしてください。

安くて手頃なのは化繊のものです。ワークウェア・作業用として売られているものであれば、1着1,000円~2,000円程度で購入可能。

↓ボディータフネス パワーストレッチ / おたふく手袋

また、登山用のアンダーウェアが使えます。ウール素材のものが人気。

↓スーパーメリノウール / モンベル

なお、化繊の肌着は色落ちすることがあるので、色移り(重ね着してるとき、洗濯時)に注意すること。洗濯するときは他の物と分けたほうがいいでしょう。

手・足・頭

手・足・頭部の防寒対策については以下のページを参照。

サイズの選び方

基本的に服は全てサイズ通りで大丈夫だと思います。

レインウェアなどの上着は、元々服の上から着ることを想定して作られてるため、ゆとりがあります。

少なくとも、管理人が普段釣りをしてる環境(東京湾)であれば、サイズ通りで買ったレインウェアが窮屈になるほど着込むことはありません。

もし重ね着をすることで窮屈になるのが不安な方は、ワンサイズ大きめの上着を選ぶといいでしょう。

重ね着のコツ

重ね着(レイヤリング)をするときのポイントについて。

上着は防風性を重視、中に着るものは保温性を重視

冬の釣り場では冷たい風が吹くことが多く、上着に防風性がないと体がどんどん冷え込んでしまいます。上着は防風性があることを第一に選ぶようにしてください。

そして、中に着るものは保温性があるもの、フワフワ・モコモコとした素材の服を着るといいです。おすすめはやはりダウンです。Tシャツやトレーナーを重ね着するよりダウン1枚の方が暖かいです。

寒さによって中間着や肌着を変える

釣り場の寒さは、地域、時期、そして当日の状況によって変わります。

特に、当日の状況(天候・時間帯・場所)によって体感温度がずいぶん変わります。

  • 晴れの日中は暖かい。
  • 日中でも日陰となるところは寒い。
  • 曇ってると寒い。
  • 風が吹くと寒い。
  • 朝が一番寒い。
  • 風が吹く方向によって暖かかったり寒かったりする。

基本的に、朝・夜は寒く、日中は暖かい傾向にあります。

そこで、状況に応じて中間着や肌着を変えるようにします。

  • 寒いとき: 中間着や肌着を更に1枚重ね着する。厚手のものに変える。
  • 暑いとき: 中間着や肌着を薄手のものにする。中間着を脱ぐ。

※管理人のレイヤリングも参考にしてみてください → 冬の釣りの服装例

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参考情報

レイヤリングシステム | モンベル

関連情報

冬用の服・防寒着を揃えるのに役立つ情報

  • カテゴリー: 服装
  • 投稿日: 2015年01月16日

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