磯竿の選び方

更新日: 2017年8月27日

磯竿を選ぶ際に参考となる情報をまとめてあります。

長さ

堤防・波止場なら取り回しのよい4m程度(4.5m)がおすすめ。

磯場では5.3~5.4mが一般的。ただ、5mを超える長さは4mクラスと比べて重さがかなりあり、堤防など足場のよい釣り場・釣り糸を真下に垂らせるような場所で使うには少々扱いづらいです。

以下、竿の長さによるメリット・デメリットについて。

長い場合

  • 竿のタメがきくので魚とのやり取りに有利。
  • 足下の根回りをかわすのに有利。
  • 長い仕掛けでも扱える、ハリスを長く取ることができる。
  • 持ち重りするので疲れやすい、操作性が落ちる。
  • 穂先絡みしたとき、ほどくのが面倒。
  • 風に煽られやすい。
  • タモ入れがやりにくい。

短い場合

  • 軽くて手に持ち続けても疲れにくい。
  • 狭い場所でも扱いやすい。
  • 磯場など、足下の根をかわすのに不利。
  • 長い仕掛け(ハリス)が使えない。
  • 竿のタメがききにくい。

号数

磯竿の号数は、その竿に最も適したハリスの号数(太さ)を表しています。投げ竿のように錘(オモリ)号数ではない点に注意。

なお、表示されてる号数以外のハリスが使えないというわけではありません。あくまで目安なので、好きな太さのハリスを使用しても問題ありません。

使用できるオモリの重さ

磯竿の号数が大きければ、より重いオモリが扱えます。

以下、各号数ごとの扱えるオモリ号数(錘負荷)の目安。※メーカーによってばらつきがあるので、大まかな数値で書いてあります。

号数 オモリ号数
1号 約2~3号
1.5~2号 約3~5号
3号、3号遠投 約8~10号
4号遠投 約10~15号
5号遠投 約20~25号

号数が小さいほど軽い仕掛けを使った繊細な釣り・小物狙いに向きます。

号数が大きいほど重いオモリを投げることができ、遠投サビキやカゴ釣りなどの重たい仕掛けを遠くに投げる釣り・大物狙いに向いています。

以下、号数ごとの用途の目安。

号数 ウキ・フカセ サビキ ちょい投げ ブッコミ 遠投サビキ カゴ ヤエン
1号
1.5号
2号
3号
3号遠投
4号遠投
5号遠投

品番の見方

意味
1.5-530 [1.5]1.5号
[530]長さ5.3m
3-45 [3]3号
[45]長さ4.5m

磯竿の品番は、大抵「号数」と「長さ」で表記されています。

遠投モデルなどの場合は、例えば「4-53遠投」といった風に専用モデルと分かる文字が表記されています。

ガイド

ラインを通す部分。

ガイドには外ガイドと中通し・インナーガイドのタイプがあります。

外ガイド

投げ竿やルアーロッドなどのリール竿と同じようにラインを通す部分が外側にあるタイプ。遠投モデルは通常より大きい形状のガイドが使われています(詳しくは後述)。

外ガイドはラインが絡むことがあるのが欠点です。磯竿は長いので、もし穂先近くで絡んだ場合は一旦竿を置いてから穂先まで寄らないとほどくことができません。特に足場が悪い磯場などで糸絡みが起きたときはやっかいです。

磯竿の中には、糸絡みしにくい形状であるIMガイドと呼ばれるガイドを搭載したモデルがあります。(価格でいうと2万円前後~でIMガイドの磯竿が購入可能)

インナーガイド(中通し)

竿の内部にラインを通すタイプ。

インナーガイドの大きな利点は、穂先の糸絡みがほとんど無いこと。穂先にラインが絡まったらいちいちほどくという煩わしさから解放され、快適に釣りをすることができます。

夜釣りや足場の悪い磯場ではインナーガイドのものが扱いやすいといえます。

おすすめのインナーガイド磯竿はこちら

穂先

磯竿の穂先にはチューブラーとソリッドのタイプがあります。

チューブラー
穂先が中空(パイプ状)のもの。一般的な磯竿はこのタイプ(穂先について特に明記されてないものはチューブラー)。強度があり反発力が強いため、重い仕掛けを扱う場合に有利。
ソリッド
穂先が中空でないもの。柔らかく、穂先の曲がりを見てアタリを取るような釣り(落とし込み・探り釣りなど)に向いています。作りがとても細く折れやすいので、扱いには注意が必要。

穂先は基本的にチューブラーのもの(つまり普通の磯竿)を選ぶといいでしょう。ソリッド穂先はちょっとしたことで折れてしまいます。特に釣りが始めてのうちは、丈夫でトラブルが少ないものを選ぶことをおすすめします。

遠投モデル

磯竿には仕掛けを遠くに飛ばせるようにした遠投モデルがあります。遠投カゴ、投げサビキ、ブッコミ、ちょい投げなどの用途に向いています。


通常の磯竿(上)と遠投磯竿(下)のガイド比較。標準的な磯竿と比べてガイドの形状が大きい(テレスピンガイドと呼ばれるタイプ)。


通常の磯竿(上)と遠投磯竿(下)のリールシート比較。遠投用はパイプシートと呼ばれるタイプが使用されています(ルアーロッドなども同様のタイプ)。

メーカー・ブランド

※リンク先は製品情報のページ。

とりあえず最低限の道具から始めたい場合は「プロマリン」や「アルファタックル」が安くてお手頃なものが多いです。

ある程度しっかりしたものを揃えたい場合は「シマノ」や「ダイワ」あたりを。

用途別おすすめスペック

釣り方・目的に合った磯竿のスペックを紹介します。

どのような磯竿を選べばいいのか迷っている方は、以下の例を参考にしてください。

クロダイやメジナ狙いのウキ釣り

長さ 防波堤や漁港メインなら4.5m
磯メインなら5.3m
号数 1~1.5号

クロダイメジナ狙いのウキ・フカセ釣りがメインであれば1号クラスの竿を選ぶといいでしょう。スズキ(フッコ・ハネ)釣りにも使えます。

軽いオモリを使えばサビキ釣りも可能です。

予算別おすすめの磯竿はこちら

ウキ・サビキ・ちょい投げなど多目的に使いたい場合

長さ 3~4mクラス
号数 2~3号

長さが3m程度のものであれば、サビキやちょい投げの他、岸壁など足下を探る釣り(探り釣り)にも使えます。

堤防・波止場用の磯竿(万能竿)がおすすめ。

おすすめの万能磯竿はこちら

防波堤での遠投サビキ、カゴ釣り

長さ 4.5~5.3m
号数 3~4号(遠投モデル)

ターゲットはアジサバソウダガツオワカシ・イナダなど。

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