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触ると危険な海の魚・生き物

更新日: 2017年9月3日

ここでは注意が必要な海の生き物についてまとめてあります。

海の生き物には毒を持つものが少なくないので、海釣りなど海辺でレジャーを楽しむ方は十分注意してください。

怪我をする原因と予防

まず釣れた魚などで怪我をする原因として、大抵以下のどれかに当てはまります。

  • 子どもが好奇心で触ってしまう。魚を掴んだり握ったりする。
  • 釣り雑誌や釣り番組でよく見られる魚の持ち方を真似する。具体的には、下アゴを掴んだり、エラに指を突っ込んで持ちあげるやり方。
  • 慣れからくる不注意。

ようするに怪我をする原因は、むやみに触ってしまうからです。

怪我をしないようにするには、むやみに素手で触らないこと。特に見慣れない魚や生き物には、まず警戒すること。

特に小さなお子さんと釣りをされる方は、子供に魚の扱い方をきちんと教えるようにしてください。

  • 知らない魚や生き物には、絶対にさわらないこと。
  • 魚を持ちたいときは、濡れタオルやメゴチバサミなどを使うようにすること。

魚から針を外すのに必要な道具はこちら

魚類

名称 画像 注意点
アイゴ 背ビレ、腹ビレ、尻ビレに毒針。
アジ 体側の尻尾に近いところに硬くてトゲのあるウロコ(ゼイゴ)が並ぶ。尻ビレの前方に小さなトゲが2本。
アナゴ 噛む力が強い。マアナゴ、ダイナンアナゴなど。
イシダイ 背ビレにトゲ。口がクチバシのような形状。
ウツボ 牙が生えている。
エイ アカエイ、ホシエイ、ナルトビエイなど。尻尾に毒針が生えてる。猛毒で、アカエイは過去に死亡事故あり。
エソ 牙が生えている。
カサゴ 背ビレ、エラブタにトゲ。地域によっては背ビレに弱い毒を持つとされるので一応注意。
カマス 牙が生えている。
ギマ 背ビレ、腹ビレにトゲ。
ゴンズイ 背ビレ、胸ビレに毒針。要注意。
サメ サメ 釣り – Google 画像検索 牙が生えている。
サワラ サワラ – Google 画像検索 牙が生えている。
スズキ 背ビレにトゲ。エラブタがカミソリのような切れ味。
ソイ ムラソイ、クロソイなど。背ビレ、エラブタにトゲ。
タイ クロダイ、キチヌ(キビレ)、マダイなど。背ビレ、腹ビレ、尻ビレにトゲ。硬い歯を持ち、噛む力が強い。
タチウオ 牙が生えている。
ダツ ダツ – Google 画像検索 口が長く突き出ていて、牙が生えている。夜は光に向かって突進してくる習性があり、ライトで海面を照らすとダツが勢いよく飛び出し、身体に突き刺さって重傷を負うことがある。
ネズミゴチ(メゴチ) 背ビレ、エラブタにトゲ。
ハオコゼ 背ビレに毒針。要注意。
ハモ ハモ – Google 画像検索 牙が生えている。
ヒラメ 牙が生えている。
フグ 口がクチバシのような形状。
ブダイ 口がクチバシのような形状。
マゴチ エラブタにトゲ。
ミノカサゴ 背ビレなどに毒針。要注意。
メジナ 背ビレ、腹ビレ、尻ビレの一部分が硬いトゲ状になっている。エラブタの一部分がカミソリのように鋭利。
メバル 背ビレにトゲ(地域によっては弱毒をもつ)。エラブタにトゲ。

甲殻類

甲殻類の仲間で注意したいのがカニ。大きなハサミが2つあり、はさむ力がとても強い。

カニを捕まえようとして、手や指をはさまれると大変痛い思いをします。大きなカニほど、はさむ力が強いので要注意。

そしてシャコ。「捕脚」と呼ばれる大きな前脚で獲物や敵を叩く習性があり、硬い貝殻を割ってしまうほどの破壊力があります。

名称 画像 注意点
イシガニ 甲幅は8cmほど。ガザミに似てるが、全体的に丸っこい。
ガザミ 甲幅15cmを超える大型のカニ。一番後ろ足は先が丸くなっているのが特徴(遊泳脚と呼ばれる)。
シャコ 前足による強力な打撃(通称シャコパンチ)。カニの甲羅、貝を叩き割るほどの威力を持つ。

イカ・タコの仲間

イカやタコの口はクチバシのような形をしていて、「カラストンビ」と呼ばれています。とても硬く、このクチバシでエサを食いちぎって食べています。

むやみに手で触るとイカやタコに噛まれて怪我をすることがあります。

中にはヒョウモンダコのように猛毒を持つ危険なものもいるので要注意。

名称 画像 注意点
ヒョウモンダコ 猛毒(テトロドトキシン、いわゆるフグ毒)をもつタコの仲間。噛んだときに毒を注入してくる。

横浜市港湾局 危険!ヒョウモンダコに注意!!

クラゲの仲間

クラゲには触手などに毒をもっていて、うかつに触ると刺されます。

毒の強さはクラゲの種類によって様々で、刺されても痛みをほとんど感じない程度(皮膚が薄い箇所だと痛みを感じる場合がある)のものから、地域によって命に関わるほど強力な毒をもつクラゲがいます。

ありがちなケースとしては、釣りの最中にクラゲの触手が仕掛けに絡まってしまうことがあり、それを指で取り除こうとして刺されてしまうケース。

また、子供が砂浜などに打ち上げられたクラゲをむやみに触って刺されてしまうケースもあるので注意。

名称 画像 注意点
アカクラゲ 触手に強い毒あり。
アンドンクラゲ アンドンクラゲ – Google 画像検索 触手に強い毒あり。
カツオノエボシ ヒドロ虫の仲間で、通常のクラゲとは異なる。触手に猛毒をもつ。死亡事故あり。
 ハブクラゲ ハブクラゲ – Google 画像検索  触手に猛毒をもつ。死亡事故あり。

ウニの仲間

ウニは磯場でよく見かける生き物です。ムラサキウニやバフンウニなどの一般的なウニには毒はなく、触ったり手に乗せたりするぐらいではトゲが刺さることはありません。しかしウニの一部には毒を持つものがいるので要注意。

名称 画像 注意点
ガンガゼ 長いトゲが特徴のウニの仲間。トゲに毒がある。トゲが鋭いうえに折れやすく、刺さるとトゲが折れて傷の中に残ってしまい痛みが長引いてしまう。
ラッパウニ ラッパウニ – Google 画像検索 ラッパ型のトゲ「叉棘(さきょく)」をもつウニ。毒をもつ。

その他の生物

名称 画像 注意点
ウミケムシ ウミケムシ – Google 画像検索 ゴカイの仲間。有毒。刺される。投げ釣りで釣れることが多い。
ウミヘビ類 ウミヘビ – Google 画像検索 ヘビ(ハ虫類)の仲間。有毒。咬まれる。死亡事故あり。
オニヒトデ ヒトデの仲間。有毒。刺される。死亡事故あり。
ハネガヤ類 シロガヤ – Google 画像検索 シロガヤ、クロガヤなど。磯場に生息。外見はシダ植物に似ていて、害が無いように見えるが、ヒドロ虫の一種で有毒。触ると刺される。毒は強い。

参考情報

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