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スピニングリールの選び方

更新日: 2017年8月18日

海釣りで使用するスピニングリールの選び方についてまとめてあります。

釣り方から選ぶ

スピニングリールには様々な種類があります。

大きさ、リールに巻けるラインの太さと長さなど…。

必要なスピニングリールを手に入れるには、まず最初に「どんな釣りをするのか?」から決める必要があります。

  1. どんな釣りをしたいか決める
  2. その釣りで使うタックル(竿、リール、ライン)の詳細について調べる
  3. 必要なリールのスペックがわかる
  4. 予算にあったリールを買う

リールを買うまでの流れはこのような感じになると思います。

つまり、どんな釣りをするのか分からなければ、どのスピニングリールを選べばいいのか分からないわけです。

もし、まだどんな釣りをするのか決まっていない方は、まず自分がやってみたい釣りを選んでみましょう。

エサ釣り

ルアーフィッシング

ルアーフィッシング(ライトゲーム)

エギング

その他の釣り方についてはこちら

使用する竿・ロッドから選ぶ

使う竿が決まっている場合は、以下を参考に。※竿が長めの場合、番手が大きいほうを選ぶといいです。

磯竿

竿 シマノ ダイワ
磯竿1号 2000
2500
3000
2000
2500
磯竿2号 2000
2500
3000
2000
2500
磯竿3号 2500
3000
4000
5000
2500
3000
3500
遠投磯竿3号 2500
3000
4000
5000
2500
3000
3500
遠投磯竿4号 4000
5000
6000
3000
3500
4000
遠投磯竿5号 5000
6000
8000
3500
4000
4500

投げ竿

竿 シマノ ダイワ
投げ竿10号 2000
2500
3000
2000
2500
投げ竿15号 2500
3000
4000
2500
3000
投げ竿20号 4000
5000
3000
3500
投げ竿25号 5000
6000
3500
4000
投げ竿30号 6000
8000
4000
4500

ルアーロッド

竿 シマノ ダイワ
シーバスロッド L 2000
2500
3000
2000
2500
シーバスロッド ML 2500
3000
4000
2500
3000
シーバスロッド M 4000 3000
エギングロッド 2500
3000
2500
ライトゲームロッド 1000
2000
1500
2000
ショアジギングロッド M 4000 3000
ショアジギングロッド MH 5000
6000
3500
4000
ショアジギングロッド H 6000
8000
4000
4500

使用するラインから選ぶ

○号のラインを○メートル巻けるリール(スプール)を探している場合は、以下の情報を参考に。

ナイロン

号数 / lb シマノ
番手(長さ)
ダイワ
番手(長さ)
0.5号 / 2lb 1003(150m)
0.8号 / 3lb 1000S(100m) 1003(100m)
1号 / 4lb 2000S(100m)
500(150m)
2004(100m)
2号 / 8lb 1000(100m)
2000(150m)
1500(100m)
2000(150m)
2.5号 / 10lb 2500(150m)
3号 / 12lb 2000(100m)
3000(150m)
2000(100m)
2500(150m)
4号 / 16lb 3000(100m)
4000(150m)
2500(100m)
3000(150m)
5号 / 20lb 5000(150m) 3500(150m)
6号 / 24lb 6000(150m)
8000(200m)
4000(150m)
4500(200m)
8号 / 32lb 8000(150m) 4500(140m)

PE

号数 シマノ
番手(長さ)
ダイワ
番手(長さ)
0.3号 2004(150m)
0.4号 1003(100m)
0.6号 2000S(150m)
2500S(200m)
3000S(200m)
2004(100m)
0.8号 1000S(100m)
2000S(110m)
2500S(150m)
3000S(150m)
2508PE(150m)
1.0号 2500S(110m)
3000S(110m)
2506(100m)
2508(200m)
2510PE(200m)
1.2号 3000M(150m)
1.5号 4000M(200m) 2508(150m)
2510PE(150m)
3012(200m)
2.0号 4000M(150m)
4000(210m)
SW4000(210m)
3520(200m)
4020PE(200m)
2.5号 3000(200m)
4000(300m)
3.0号 6000(230m)
SW6000(300m)
3500(200m)
SW4000(300m)
4.0号 6000(210m)
SW6000(210m)
SW8000(300m)
4000(180m)
SW4000(220m)
SW4500(300m)

※1. ハイギアやボディサイズなどを表す英字は省略しています。シマノであれば「C3000SDH」「C3000HGS」などは「3000S」に省略、「4000HGM」「4000XGM」などは「4000M」に省略、など。

※2. 「SW」はオフショア向けリール。

リール番号の意味・読み方

各メーカーのリール番号(品番・番手)の意味についてはこちらを参照 → スピニングリールの番手の見方

スプール

ノーマル

一般的なスプール。番手に特に表記がないものはこのタイプにあたります。深溝スプール、ディープスプールともいいます。

溝が深いため、様々な太さや長さのラインを巻くことが可能。

特にナイロン・フロロカーボンラインを巻くのに向いています。

細いラインを巻きたい場合は、下巻きが必要。

※下巻きとは、使用する道糸を巻く前に、使わなくなったライン等を巻いて底上げすること。やり方についてはこちらを参考 → リールにラインを巻く(下巻きありの場合)

なお、シマノにはエコノマイザーと呼ばれる底上げパーツがついている機種があります。(13ナスキー、11バイオマスターなど)


シマノ 13ナスキーと付属のエコノマイザー。

シャロースプール

文字通り、溝が浅いので細いラインを巻くのに向いています。浅溝スプールともいいます。

PEラインなどの細いラインを使いたい人向け。特にルアーフィッシングではPEラインを使うのが一般的なので、シャロースプールのリールが人気です。

シマノだと「1000S」「2500S」など。番数の後ろに「S」がついてるもの。

ダイワだと「2506」「2004」など。番数2桁の数字が0以外のもの。

スプールに関する備考

スプールは取り外すことができます。

そして、機種によっては、別のスプールに付け替えることもできます。

例えば、手持ちのリールに合ったシャロースプールを取り寄せ、付け替えることが可能です。

取り寄せは釣具店でできます。

もし手持ちのリールに取り付けられるスプールがあるかどうか知りたい場合、リールを持って最寄りの釣具店に行って調べてもらうのが確実です。

ハンドル

シングルハンドル

ごく一般的な形状のハンドル。ハンドルノブの形状にT型とI型があります。

他のタイプと比べて軽量。

デメリットは重心がノブ側によってるためハンドルを止めたときに勝手に回ってしまいやすい点。

ダブルハンドル

ハンドルノブが2箇所あるタイプ。探り釣り、ルアー(エギング、ライトゲーム)といった用途に向いています。

シングルと比べて重心のバランスが取れてるためスムーズに巻ける、巻くのを止めたときにハンドルが勝手に回らない、ハンドルを目で見なくてもつかみやすい、など。

デメリットは、シングルと比べて重さがある点。またダブルハンドル仕様の機種は値段がやや高め。

シマノだと「C3000SDH」「C3000HGSDH」など。番数の後ろに「DH」がついてるもの。

ダイワだと「2506H-DH」「2508PE-H-DH」など。番数の後ろに「DH」がついてるもの。

パワーハンドル

ハンドルノブが丸くて大きな形状をしているタイプ。しっかりとハンドルをつかんで力を入れて巻くことができるため、引きの強い魚・大型の魚とやりとりするときに有利。

カゴ釣り、ショアジギング、オフショアゲーム向け。

ギア比

ハイギア

通常のギア比と比べてハンドル1回転あたりの糸巻き量が多い。

ルアーを早く動かしたり、ロッドをしゃくったあと糸フケを素早く巻き取るような釣り方に向いています。青物・ショアジギング、エギングなど。

デメリットは、通常のギア比と比べて巻き心地が重ため。

例えば、重たい仕掛けを遠くに投げて回収するとき、ハンドルを早く回すにはそれなりに力が必要です。

ギア比が高くなるほど重たく、仕掛けが重い場合や魚がかかったとき、巻く動作に負担がかかる点に注意。

シマノだと「C3000HG」「4000XG」など。番数の後ろに「HG」「XG」がついてるもの。

ダイワだと「2506H」「3012H」など。番数の後ろに「H」がついてるもの。

パワーギア

通常のギア比と比べてハンドル1回転あたりの糸巻き量が少ない。

ルアーをゆっくりと動かす釣り方、メバリング・アジング向け。

また巻き取る力が強いので、大物狙いの釣り、オフショアでのジギングなどにも向いています。

シマノだと、番数の後ろに「PG」がついてるもの。

ドラグ

ドラグとは、ある程度の力でラインが引っ張られるとスプールが回転してラインが出ていく仕組みのこと。これによって大きな魚がかかったとき強烈な引きでラインが切れるのを防ぐことができます。

ドラグの調整は、上部のつまみ(ドラグノブ)を回します。時計回しでドラグがより強く効き、反時計回りでドラグがゆるくなります。反時計回しを続ければ、ドラグノブが取れてスプールを外すことができます。

ドラグの性能面については、シマノやダイワの現行機種であれば、入門向けでもきちんと動作するので安心して使用することができるでしょう。

ストッパーレバー

ストッパーレバーとはハンドルを逆回転できる状態に切り替える、ボディ側に付いてる小さなレバーです。

このレバーはラインを出したいときに使います。具体的には、以下の用途で使うことがあります。

  • 投げるとき、タラシをもう少し長くしたい場合。
  • サビキ釣りなど、足元の水深がある釣り場ではタナ取りに使える。例えば、水面からハンドル三回転のところで釣れたら、タナはハンドル三回転分とわかる。
  • 探り釣りのとき、ハンドルをゆっくり逆回転させて仕掛けを落とし込む。
  • ローターにラインを巻き込んでしまったとき。
  • 大きな魚とやりとりするとき。

特にサビキ釣りなどのタナ取りに使えるので、一台のリールで様々な釣りをする場合、ストッパーレバーはあったほうがいいです。

投げ専用リールについて

スピニングリールの中には投げ釣り専用のものがあります。

スプールが大きい、ラインが放出されやすい形状、ハンドル一回転あたりの巻き取り量が多いので遠投した仕掛けの回収が楽、といった特徴があります。専用機種だけあって、通常のスピニングリールと比べて遠投性に優れています。

また、このタイプのリールにはドラグ無しの機種があります。これは主にシロギス釣りに使われています。

ドラグがあると、キャスト時にドラグを締めてなかった場合、ドラグが効いて人差し指に引っかけたラインが滑って指の腹を切ってしまう恐れがあります。

また、小型の魚・引きが強くない魚を狙う場合は、ドラグが必要になることはありません。

以上の理由からドラグ無しの機種ができました。ターゲットがシロギスやカレイなどであれば、ドラグ無しの機種で十分でしょう。


ドラグ無しのタイプ。(スーパーエアロ アクティブサーフ / シマノ)

一方、ドラグ付きは様々なターゲットを狙う場合、特に大物狙いに使われます。

通常のリールだとドラグを締めたり緩めたりするのは手間がかかりますが、投げ専用リールのものはドラグのON/OFFを瞬時にできる機能が備わっています(ドラグノブをほんの少し回すだけで、ドラグをロックまたはフリーにすることができる)。

シマノであれば「ツインドラグ」、ダイワであれば「QD(クイックドラグ)」を搭載した機種が該当します。


ドラグ有りのタイプ。(ウインドキャスト 4000QD / ダイワ)

メーカー・ブランド

※リンク先は製品情報のページ。

シマノ

ダイワ

その他

初めて手にするスピニングリールであれば、シマノかダイワが無難です。

どちらも国内釣り具メーカーの大手であり、安い入門機種でも作りがしっかりしていて、海で使ってもサビにくいようにできています。

また、釣具店でパーツの取り寄せができ、もしリールのパーツを無くしたり壊れても修復できます。

ちなみに無くしやすいパーツとして、「ハンドルを固定するネジ(キャップ)」「ドラグノブ」が挙げられます。入門機種であれば、それらのパーツ代は数百円で済みます。手数料などはかからない(はず)です。

通販では激安のスピニングリールを見かけますが、大抵パーツの取り寄せができません。もしパーツを無くしたり壊れたりした場合、代用できるパーツを自力で探すしかありません。つまり、ちょっとしたことでリールが使えなくなってしまう恐れがあるので、リールのメンテナス・改造の知識がない方に激安リールはあまりおすすめしません。

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