ここでは防波堤でのアジ釣りにおすすめのサビキ仕掛けについて。
フロート+ロケットカゴ
<仕掛け構成>
- フロート(発砲ウキなど)+ロケットカゴ
- 市販のサビキ仕掛け
- ナス型オモリ…5~7号。色は視認性のよい蛍光カラーがおすすめ。
仕掛けの上にフロート(ウキ)がついているタイプ。このウキは海面に浮かばせてアタリを取るためのものではなく、海底に沈んだ仕掛けを立たせるためのもの。
仕掛けを底まで沈めてライン(道糸)を緩めた状態にしても、ウキの浮力で仕掛けが垂直に立つのがこの仕掛けの特徴です。このため、足下~ちょい投げでの底狙い(アジ釣りなど)に有効。
関東式や関西式と比べて潮の流れを受けやすい形状です。潮の流れを受けると仕掛けがゆらいでバケ(疑似餌)が動くので、自動的に誘いをかけている状態になります。
フロートの色が見やすいので、海中での仕掛けの位置が把握しやすいです。(例えば、海面から1~2mといったタナ取りがしやすい。)
サビキ釣りの人が多い(コマセをまく人が多い)堤防であれば、この仕掛けを使って(コマセを使わずに)置き竿にするだけで結構釣れます。
関東式や関西式の仕掛けだとロッドやラインを動かして誘いをかけないとなかなかヒットしないことがありますが、この仕掛けであれば動かさなくても大丈夫です。
竿を複数出す場合、サビキ用の竿にこの仕掛けをつけて置き竿にし、アジなどが回遊してくるまでウキ釣りなど他のことをする、といったこともできます。
サビキ初心者の方にもおすすめの仕掛けです。
このタイプの仕掛けは、市販のもの(「ささめ針 ぶっこみサビキセット」など)が売られています。※市販品を使う場合、釣り場によっては針の大きさ(号数)を魚に合ったものに変える必要があります。
関連情報
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